好きになった人は有名人!?
ゆっくりとシチューを作って、作り終えたとき颯大さんが帰ってきた。


「ただいま〜!なんかいい匂いするんだけど」

と言いながらリビングに入ってくる。


「おかえりなさい!シチュー作ったんですけど、食べますか?」

「ほんと?俺、シチュー大好物!」

「そうなんですか?よかった!

あと、それと...」

「うん?どうしたの?」


ちゃんと謝らないと...


「あの...勝手に冷蔵庫物色したり、材料使ったりキッチン使ってしまって...すみません。材料代お支払いします」

「あ〜、そんなこと?別にいいよ〜!むしろ、作ってくれてありがとう!お腹ペコペコなんだよね〜」


と、笑ってくれる颯大さん。

優しすぎだし輝きすぎて眩しい。


「いや、材料代は...」

「舞ちゃん、俺は好きにしてていいよって言ったよね?」

「はい、言ってくれました」


颯大さんは、何か真面目な顔で話そうとしていた。
< 12 / 35 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop