好きになった人は有名人!?
「颯大さん...」

「あ〜、お腹ペコペコ〜!!!食べてもいい?」

「あ、はい!今、ついできますね!」


と言って、キッチンへ行く舞ちゃん。

俺も着いていく。


「颯大さん?どうしたんですか?」

「んー?シチュー待ちきれなかった」

「颯大さんって、子供みたいなとこあるんですね」


と、優しく微笑む舞ちゃん。

わかっててやってんのかな?

だとしたら、タチ悪いぞ...?


「舞ちゃん、その顔は誰にも見せないでね」

「え?」

「その笑顔、俺だけにしか見せないで?」


って、俺は何を言ってんだろう?


舞ちゃんも、不思議そうに俺を見てくる。

上目遣いで...


襲いたくなるからやめてくれー!!!

なんて思っても、無駄なんだけど。
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