好きになった人は有名人！？

私がボーッとしていると

「おーい、舞ちゃーん？また、ボーッとしてるけど...」

と、話しかけられた。


「あ、すみません！なんでもないです！」

「ほんとに？」

「はい、ほんとに」


こんなこと、言えるわけがない。

勘違いしてんの？って思われたくないし。


「ならいいけど。そろそろ、動画のこと話してもいいかな？」

「あ、はい。すみません、無駄話しに付き合ってもらって」

「全然！むしろ、楽しくてもっとしたいところだけど...」

「え...？」


楽しい？

私と話してて？


「ごめんね。俺、また夜には出なきゃいけなくてあまり時間ないんだ」


え？こんな時間から？

もう１８時になる...のに、仕事って...


「いえ、時間ないのにすみません」

「気にしないで。

で、動画のことなんだけどね

今は主に、ショート動画しかあげてないじゃん？」

「そうですね！見やすくて毎日見ちゃってます」


ショート動画ばかりの颯大さんだけど、それが私にはとても見やすかった。