好きになった人は有名人!?
「舞ちゃん、ただいま」

「あ...おかえりなさい!」

「ボーッとして、どうかしたの?」


私はさっき来たメールの内容を思い出しながら、ゆっくりと説明した。


「そっか。仕事のことは、何も心配いらないよ。俺の動画作成に専念してくれるかな?」

「はい、もちろんです!」


これで、なんの迷いもなくなった。

ある意味いいタイミングだったんだよね。


「住むとこは、ここに一緒に住む?」

「えっ!?」


颯大さん、何を言ってるの?

一緒に住む?って、言った...?


「ホテルだってお金かかるし、前にもその友達同じことしたんだよね?」

「はい、前もありました」

「だったら、今回だけじゃなくこれからもあるでしょ?」

「多分...」


また同じことあるだろうなとは、私も思うけど...
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