好きになった人は有名人!?
それから2時間後、舞は来てくれた。

時刻は深夜0時。


こんな時間まで仕事...忙しいんだな。


「遅くにごめんなさい...」

「気にしないで。こんな時間までお疲れ様」


俺は舞ちゃんにコーヒーを渡す。

「ありがとうございます」と言ってコーヒーを受け取る舞ちゃんは、とても綺麗で見とれてしまった。


「あの...どうかしました?」

「いや...コーヒー飲んでる舞ちゃん、とても綺麗でつい...」

「そんな...」


可愛い。


「それより...どうして、呼ばれたんでしょうか?」


そうだ。

呼び出したのは俺だった。


「舞ちゃん、ほっとけなかったから」

「え?」

「泣いてる舞ちゃんをほっとけないから、話し聞こうと思って」


話しを聞いたところで、舞ちゃんにとっていいことなのかわからないけど。

溜め込むよりはいいかなと。
< 5 / 35 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop