波間に揺れる白い星

祭りの夜






数日後の夜美咲は浴衣を着てリビングに現れた。




「どうかな?」


「……え?」



恭介は一瞬、言葉を失った。普段の美咲とはまた違う魅力があり、ただ見惚れてしまったのだ。





「似合ってる……すごく。」




「ほんと?よかった。」





美咲が嬉しそうに笑うと、恭介は心臓がドキドキするのを感じた。









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