波間に揺れる白い星




恭介は、赤くなっている美咲の横顔を見ながら、なんとか話題を変えようと必死だった。



「そ、そういえば、さっきの焼きそば、美咲ちゃんが作るゴーヤチャンプルーに勝るとも劣らない美味しさだったな!」



「ふふ、焼きそばとゴーヤチャンプルーって全然違うけどね。」


「そ、そうだけど……いや、なんか祭りの食べ物って美味しいなって思って。」




恭介がしどろもどろで話すと、美咲は口元に手を当てて笑った。











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