波間に揺れる白い星
恭介はその言葉に胸が痛くなった。
いつも笑顔を見せていた美咲が、そんな孤独を抱えていたなんて思いもしなかった。
「でもね、恭介くんがここに来てくれて、本当に良かったって思ってる。」
「俺が?」
「うん。一緒にご飯作ったり、話したり、こうやって星を見たり……全部が私にとってすごく特別な時間なんだ。」
恭介は美咲の言葉に胸が熱くなるのを感じた。
「俺もだよ。美咲ちゃんと一緒にいる時間が、一番楽しい。」
「……ありがとう。」