波間に揺れる白い星




「だからね、ここでの時間は私にとって特別なんだ。恭介くんと一緒にいられる今が、すごく大事な時間になってるの。」



「美咲ちゃん……。」



「ふふ、ちょっと変な話しちゃったね。ごめん。」



「そんなことない!」



恭介は慌てて否定した。その声が少し大きくなりすぎたことに気づいて、恥ずかしそうに頭をかいた。





















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