波間に揺れる白い星






「……それ、本気?」



「当たり前だろ。本気だよ。」



その言葉に、美咲の瞳が潤んだ。



「……ありがとう、恭介くん。でも、本当にそうしてくれるなら、私も頑張れるかもしれない。」



恭介は頷いた。


その約束が彼女の心に少しでも光を灯せるなら、それだけで十分だと思った。














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