波間に揺れる白い星
「ふー、やっと終わったね。」美咲は恭介にむかってコップ一杯のお茶を渡した。
「ありがと。おいしいよ。」
涼しい風が美咲と恭介に吹いてくる
「俺もこの庭好きになったよ。」
「え、ほんとに。庭の掃除誘ってよかったよ。」
嬉しそうに笑う姿がずっと目に入ってしまうのはなぜだろうか。
「うん。今度からなんでもさそってよ」
「うんそうするよ。暑いから部屋入ろうよ。アイスあるから」
「それは食べたい」
「ふふ、恭介くんって面白いね。」
そんな彼女をずっと見ていたいと思ってしまった。