波間に揺れる白い星






美咲は恥ずかしそうに笑っていた。





「美咲ちゃん、俺にとってはそんな星みたいな存在だよ。」


「……え?」


恭介はゆっくりと美咲の手を取り、真剣な目で彼女を見つめた。



「どんなに遠くにいても、どんなに時間が経っても、ずっと俺の心の中にいてくれる大切な存在。俺、美咲ちゃんとこれからの人生を一緒に歩んでいきたい。」



美咲は一瞬息を呑み、恭介の言葉をじっと聞いていた。











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