波間に揺れる白い星




















  「だから──俺と結婚してください。」



























恭介がスーツのポケットから小さな箱を取り出し、中に入った指輪を差し出す。


その指輪は、まるで星の輝きを宿したように繊細で美しかった。







美咲の瞳から涙が溢れ、頬を伝う。









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