波間に揺れる白い星





「……こんな私で、本当にいいの?」



「美咲ちゃん以外、考えられないよ。」



その言葉に、美咲は小さく頷き、震える声で答えた。














「……はい。よろしくお願いします。」











恭介はそっと指輪を彼女の指にはめた。


そして、静かに美咲を抱きしめる。



「ありがとう、美咲ちゃん。これからは、ずっと一緒だ。」



二人は夜空を見上げながら、星に見守られるように未来を誓い合った。













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