求職令嬢は恋愛禁止な竜騎士団に、子竜守メイドとして採用されました。
建物の中に居る沢山の子竜たちは、とても可愛い。属性の色なのか、色とりどりの鱗を持ち、幼い彼らはまるまるとしていて、竜というよりも、まるで大きなぬいぐるみのようだった。
ごろんと丸まって眠る寝顔だったり、何か楽しそうな声をあげていたり……大きな硝子瓶でミルクを飲んでいたり。そして、首には同じ赤いリボンが巻かれていた。
「それでは、ウェンディには、この子竜たちの世話をする、『子竜守』をお願いしようと思います」
「『子竜守』……っ、ですか!?」
私は初めて聞く単語を聞いて驚き、そして、私の声に反応したのか可愛い鳴き声を一斉にあげた子竜たちを見て、思わず微笑んでしまった。
ごろんと丸まって眠る寝顔だったり、何か楽しそうな声をあげていたり……大きな硝子瓶でミルクを飲んでいたり。そして、首には同じ赤いリボンが巻かれていた。
「それでは、ウェンディには、この子竜たちの世話をする、『子竜守』をお願いしようと思います」
「『子竜守』……っ、ですか!?」
私は初めて聞く単語を聞いて驚き、そして、私の声に反応したのか可愛い鳴き声を一斉にあげた子竜たちを見て、思わず微笑んでしまった。