【短編集】あなたのおかげで今、わたしは幸せです
4.だって、あなたは聖女ではないのでしょう?
あらすじ
「あの、最初に謝っておきます! わたし、聖女じゃないんです!」
「は?」
神から聖女の誕生が告げられたシャズリーヌ王国。けれど、聖女が誰か、名前もわからなければ印もないため、聖女の素養がある女性は神殿へ集められている。
聖騎士リアムは『自分は聖女ではないと』いう聖女候補のラブの言葉に驚きつつ、彼女と行動をともにすることに。
けれどラブは、病人やけが人を治癒、占い、干ばつ地帯に雨を降らせるなど、聖女としか思えない力を発揮。そのたびに「たまたま、気のせいですよ」と笑い飛ばされてしまう。
そんななか、これまで聖女候補筆頭だったステラがラブのもとを訪れ「自分が本物の聖女」だと主張。ラブが本物の聖女だと信じるリアムは複雑な心境を抱いていたが、本物の聖女が現れたことを聞きつけた国王が現れ、聖女を出すよう言われてしまい――?
「は?」
神から聖女の誕生が告げられたシャズリーヌ王国。けれど、聖女が誰か、名前もわからなければ印もないため、聖女の素養がある女性は神殿へ集められている。
聖騎士リアムは『自分は聖女ではないと』いう聖女候補のラブの言葉に驚きつつ、彼女と行動をともにすることに。
けれどラブは、病人やけが人を治癒、占い、干ばつ地帯に雨を降らせるなど、聖女としか思えない力を発揮。そのたびに「たまたま、気のせいですよ」と笑い飛ばされてしまう。
そんななか、これまで聖女候補筆頭だったステラがラブのもとを訪れ「自分が本物の聖女」だと主張。ラブが本物の聖女だと信じるリアムは複雑な心境を抱いていたが、本物の聖女が現れたことを聞きつけた国王が現れ、聖女を出すよう言われてしまい――?