泡沫の恋
「じゃあ、俺はここでお暇しよかな。ほんまに少し会いに来ただけやし。」
「はい、楽しかったです。ありがとうございました。」
「いいえ、ほなね。星羅ちゃん。」
そう言って背を向けてく樂さんを見送って中に入る。
中に入ると朔夜が玄関先にしゃがみこんで待っていた。
「な、何してんの?」
「…お前の事待ってたんだよ。下手したら帰って来ないかもとか思って。」
「何で、帰ってくるよ。」
そう言い返すと朔夜は立ち上がって、私に近付いてくる。
「何もされてねぇ?」
「されてないよ、大丈夫。」
「…あっそ」
それだけ言うと朔夜は「早く入りな。」と私を中へと促す。
何か朔夜の様子がずっと変。
「はい、楽しかったです。ありがとうございました。」
「いいえ、ほなね。星羅ちゃん。」
そう言って背を向けてく樂さんを見送って中に入る。
中に入ると朔夜が玄関先にしゃがみこんで待っていた。
「な、何してんの?」
「…お前の事待ってたんだよ。下手したら帰って来ないかもとか思って。」
「何で、帰ってくるよ。」
そう言い返すと朔夜は立ち上がって、私に近付いてくる。
「何もされてねぇ?」
「されてないよ、大丈夫。」
「…あっそ」
それだけ言うと朔夜は「早く入りな。」と私を中へと促す。
何か朔夜の様子がずっと変。