泡沫の恋
「本当に申し訳ないと思っている。利益のために星羅を危険な目に合わせたことには変わりない。朔夜にもきちんと謝罪をする。」

「…樂さんとの事は一番近くに居て見抜けなかった私が悪い。朔夜を傷付けたのは私も同じだよ。」


1人で行かせたお父さんも自分も同じくらい許せない。

朔夜が目を覚まさなかったら恨むなんて言葉じゃ足りない。

その日は結局朔夜は目を覚ます事は無かった。
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