年下の彼氏♪




そして、放課後―


話す親友がいなくて、さみしい。


とぼとぼと、歩いていたら。


保健の先生がいた。


「先生・・・」


「ん?どうしたの??」


「緋那は大丈夫ですか?」


つい、緋那の名を出すときは小声になってしまった。


一日の内に、だいぶ緋那の噂が広まった。


「荻原さんは、家に戻って安静しているでしょう」


すこし、冷たい言い方に聞こえた。



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