年下の彼氏♪




「先生・・・久しぶりではないです。昨日も会いました」


そう言われると、何も言えなくなる担任。


こーゆーときに限って、役に立たない。


情けないよ・・・


そう思った。


「それで。沙羅と先生はなぜここに?」


「お見舞い、ですって・・・」


か弱い声・・・。


その声を聞いたとき、かすかに緋那の顔が変わった。


「良かった、ですね。いいお友達に出会えて」


雪のような肌。


深い深い、黒い瞳。



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