年下の彼氏♪





「先生」


緋那は、いつものようにある人に会うために来た。


「あぁ。荻原クンか」


少しずれていた眼鏡を直す。


「五十嵐先生・・・」


ため息のように言う緋那。


「どうした?元気ないな」


生徒を心配しているだろうか。


しかし、PCに向かったまま答えた。


「約束の時間まで、あともう少しですね」


切なそうに笑う。


その表情に気が付いていないだろう。











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