年下の彼氏♪
「言っただろ?雨月は、月みたいな人だ。それは、あながち間違っていない」
心が弱く、でも優しい。
「でも、俺には緋那が必要なんだ」
その言葉は紛れもない緋那に対しての気持ち。
上唇をかんだ古部。
「完敗よ」
浩輔の気持ちが良くわかった。
「ありがとう。綺麗と言ってくれて」
それだけで、全てが上手くいきそうな言葉。
その言葉で、自分の価値観がある言葉。
その言葉は・・・雨月にとって嬉しい。