脳内大クリスマス大会'07
私は
この先、正気を保っていられるのだろうか?
窓の外に広がる地獄の様な光景に
私は言葉を失った
月明かりの下
人間の指をロリポップに見立て
口いっぱいにしゃぶる一人の幼女
その横には彼女の母親だろうか?
人間の腕や足をもぎ取り掻き集め
まるで誕生日ケーキの上を飾る蝋燭の様に
芝生に突き立てている
そして二人の周囲に散らばる屍の上
まるで蝿が糞の上を飛び回るが如く
ニタニタと笑いながら死者の金品を強奪する男
あの家族に気付かれぬよう
私は窓から抜け出し
伏せ目がちに体のあらゆる感覚器官を研ぎ澄ませ
深夜の郊外に繰り出した
死んでいる人間を入れなければ
今まで私が出会った人間は6人
13番目に出会う人間が悪魔
悪魔とは何なのか
少し理解出来たような気がした
すでに私が出会った6人は
悪魔と出会ったのだろう
そして
悪魔になってしまったのだろう
私が悪魔になるまで
あと7人
それまでに何とかこの異常な世界から脱却する術を
私はそれだけを思い歩いた
この先、正気を保っていられるのだろうか?
窓の外に広がる地獄の様な光景に
私は言葉を失った
月明かりの下
人間の指をロリポップに見立て
口いっぱいにしゃぶる一人の幼女
その横には彼女の母親だろうか?
人間の腕や足をもぎ取り掻き集め
まるで誕生日ケーキの上を飾る蝋燭の様に
芝生に突き立てている
そして二人の周囲に散らばる屍の上
まるで蝿が糞の上を飛び回るが如く
ニタニタと笑いながら死者の金品を強奪する男
あの家族に気付かれぬよう
私は窓から抜け出し
伏せ目がちに体のあらゆる感覚器官を研ぎ澄ませ
深夜の郊外に繰り出した
死んでいる人間を入れなければ
今まで私が出会った人間は6人
13番目に出会う人間が悪魔
悪魔とは何なのか
少し理解出来たような気がした
すでに私が出会った6人は
悪魔と出会ったのだろう
そして
悪魔になってしまったのだろう
私が悪魔になるまで
あと7人
それまでに何とかこの異常な世界から脱却する術を
私はそれだけを思い歩いた