脳内大クリスマス大会'07
私は視界に入った家に土足で上がりこんだ
小奇麗な台所
冷蔵庫を開け中を物色していると
後ろに何者かの気配を感じた
私は口いっぱいに生肉をほお張り振り返る
繋がる視線
たじろぐ彼女
「あっ・・・あっ・・・」
おかしい
何かが
おかしい
彼女は
私は生肉を吐き捨て彼女に近づく
尻込みしびちゃびちゃと失禁している彼女
彼女の顔を両手で掴み
私は視線を強制的に繋げ投げかけた
「あなたは耳が?」
震えながらうなづく少女
私と彼女の紡ぐ異音に気付き
もう一人の少女が奥から現れる
手探りで歩いてくる彼女は語った
双子の姉妹であり
一人は耳が聞こえず
一人は目が見えないと
なぜか
私には天使に見えた
今まであった事を三人で語らううちに
いつの間にか朝日が顔を出していた
彼女達は
この世界の中に居て
唯一正気で居られる存在だと知り
私は私達がどのようにしてこのような枷を掛けられたかを悟った
あと2人
いや
あと1人にしか出会えない
諸悪の根源である
ラジオから声を出していた人物に出会い
そしてこの催眠を解く方法を聞きだす
私は彼女達が悪魔に悪戯されぬよう家のありとあらゆる場所を塞ぎ
そしてこう言った
「安心して、必ず私がこの世界を救うから」
小奇麗な台所
冷蔵庫を開け中を物色していると
後ろに何者かの気配を感じた
私は口いっぱいに生肉をほお張り振り返る
繋がる視線
たじろぐ彼女
「あっ・・・あっ・・・」
おかしい
何かが
おかしい
彼女は
私は生肉を吐き捨て彼女に近づく
尻込みしびちゃびちゃと失禁している彼女
彼女の顔を両手で掴み
私は視線を強制的に繋げ投げかけた
「あなたは耳が?」
震えながらうなづく少女
私と彼女の紡ぐ異音に気付き
もう一人の少女が奥から現れる
手探りで歩いてくる彼女は語った
双子の姉妹であり
一人は耳が聞こえず
一人は目が見えないと
なぜか
私には天使に見えた
今まであった事を三人で語らううちに
いつの間にか朝日が顔を出していた
彼女達は
この世界の中に居て
唯一正気で居られる存在だと知り
私は私達がどのようにしてこのような枷を掛けられたかを悟った
あと2人
いや
あと1人にしか出会えない
諸悪の根源である
ラジオから声を出していた人物に出会い
そしてこの催眠を解く方法を聞きだす
私は彼女達が悪魔に悪戯されぬよう家のありとあらゆる場所を塞ぎ
そしてこう言った
「安心して、必ず私がこの世界を救うから」