はわわって言えばなんとかなると思ってた~拗らせ次期宰相からの執愛はウザい!~
確かにおっぱいは大きいが身長が高いわけではない私は、どちらかというと巨乳ロリという分類。もちろんそれを武器にしてきたし、何よりこの巨乳に童顔で「はわわ」が最高最強最凶の組み合わせだと理解して使ってきた。だから、こういう大人っぽいドレスにどれだけ憧れたとしても着たことはなかったのだが――
「似合うと思うんだけど好みじゃないかな」
「……まぁ、アンタがそう思うんならいいんじゃない」
当然のように「似合う」と言われ胸が高鳴ってしまう。本当はこういう大人っぽいドレスが似合うような女性になりたかったのだ。
「でもこんな高そうなドレス、どこに着ていくのよ」
「あぁ。今度の王太子殿下の成婚記念パーティーだよ」
「へえぇ、王太子殿下の……って嘘でしょッ!?」
私が焦るのも仕方がないだろう。王太子殿下の成婚となれば国中の貴族が集まることが目に見えているのだから。
(確かに好みのドレスだけど! リチャードがいいならいいとは言ったけど!)
「似合うと思うんだけど好みじゃないかな」
「……まぁ、アンタがそう思うんならいいんじゃない」
当然のように「似合う」と言われ胸が高鳴ってしまう。本当はこういう大人っぽいドレスが似合うような女性になりたかったのだ。
「でもこんな高そうなドレス、どこに着ていくのよ」
「あぁ。今度の王太子殿下の成婚記念パーティーだよ」
「へえぇ、王太子殿下の……って嘘でしょッ!?」
私が焦るのも仕方がないだろう。王太子殿下の成婚となれば国中の貴族が集まることが目に見えているのだから。
(確かに好みのドレスだけど! リチャードがいいならいいとは言ったけど!)