はわわって言えばなんとかなると思ってた~拗らせ次期宰相からの執愛はウザい!~
飄々とした態度に苛立ちつつも、顔が赤くなってしまったであろう事実が悔しい。この冷静な顔を崩す方法がわからず歯噛みしながら、私は内心で〝私みたいな令嬢にお酒を飲まされて簡単に酔っ払い既成事実を作られたくせに〟と微妙に自分にもダメージを食らいそうな文句を言ったのだった。
メニュー