はわわって言えばなんとかなると思ってた~拗らせ次期宰相からの執愛はウザい!~
これでもかというくらいに自慢のおっぱいを押し付けながら、彼に介抱を強請る。ジュースという名のアルコールは摂取してきたし嘘はひとつも言っていない。
もちろん私の体が熱いのは、狩人として獲物を前にし血が湧きたっているからだが。
「僕を認識してるのか。あの時はわからなかったのに」
「はわわ」
「うーん、いいよ。じゃあ、少し休めるところに行こうか」
「はわはわはわわ」
もしテラスで涼もうなんて言われたら彼の前で嘔吐し無理やりにでも介抱して貰う覚悟も決めていたのだが、彼が廊下の方へ歩き出したのを確認し小さくガッツポーズをする。そしてそのまま彼の後ろをテトテトと可愛く付いて行くフリをしながら後ろ手で机に置いてあった度数の高いウイスキーのボトルを掴み、金づるもといリチャード様の後を追ったのだった。
そこからは簡単だった。
もちろん私の体が熱いのは、狩人として獲物を前にし血が湧きたっているからだが。
「僕を認識してるのか。あの時はわからなかったのに」
「はわわ」
「うーん、いいよ。じゃあ、少し休めるところに行こうか」
「はわはわはわわ」
もしテラスで涼もうなんて言われたら彼の前で嘔吐し無理やりにでも介抱して貰う覚悟も決めていたのだが、彼が廊下の方へ歩き出したのを確認し小さくガッツポーズをする。そしてそのまま彼の後ろをテトテトと可愛く付いて行くフリをしながら後ろ手で机に置いてあった度数の高いウイスキーのボトルを掴み、金づるもといリチャード様の後を追ったのだった。
そこからは簡単だった。