ティラミスよりも甘く
百子が陽翔の太ももをそっと撫でると、熱杭がそれに応えるかのようにぴくりと反応し、透明な蜜が伝う。満足そうに微笑んだ百子は、その屹立に手を伸ばしたが、陽翔の大きな手に妨害されてしまった。
「続きは温まりながらにしような」
陽翔が言うが早いか、百子の下履きをするりと取り去り、風呂場へ押し込んですぐさまドアを閉める。乾いた音が反響するかしないかのうちに、シャワーの水音が二人に降り注いだ。
「すまん、ちょっと髪にかかったな」
陽翔はシャワーを手に取り、百子の髪を背中に移動させてから、満遍なくお湯を彼女の全身に掛ける。お湯が百子の肌を玉になって滑る様子を見ていた陽翔は、即座に彼女の体を開き、奥の奥まで暴きたくなったが、シジミほどの理性を何とか引きずり出し、辛うじて耐える。そして液体石鹸を手に取り、泡立ててから彼女の胸に、脇に、脇腹に、腹に、下生えに優しく塗りたくった。胸の蕾に指が掠り、百子が声を上げたため、陽翔はそっと蕾の上の泡を少しだけ取り去る。
「泡から透けてるな。これ、裸よりもエロいんじゃね?」
揶揄うように口にした陽翔は、百子の胸を下からすくうように手を動かす。だが泡のせいで滑りが良くなったため、思うように撫でることができずに、何度か百子の蕾に触れてしまう。反響する百子の、官能を掻き立てる甘い声を愛でていた陽翔だが、彼の手が離れた僅かな隙に、百子が急に抱きついてきたために、行き場の無い両手を百子の背中に回す。彼女の2つの丸い柔らかさが、石鹸のぬめりと共にずれてしまい、陽翔の下半身がいつになく滾ってしまった。
「陽翔も洗ってあげる」
百子はいつの間にか泡立てていた両手を、陽翔の胸にそっと置いた。押し殺したような低い声が聞けて満足そうにした彼女は、そのまま脇腹を、腹筋をなぞる。時折ひくつく腹筋と熱杭がたまらなく愛おしいのだ。ゆっくりと陽翔の体を撫でながら、少しずつその手を下に降ろしていく。やんわりと下生えをまさぐった百子は、熱く脈打つ剛直をそっと握った。
「ちょっ、待て! もも、こ……!」
陽翔の制止の声は、すぐさま熱い吐息となって、断続的に浴室に響く。陽翔も負けじと彼女の胸に手を伸ばすが、百子が先端をそろりと泡越しに撫でるものだから、そちらに全神経を持って行かれそうになり、蕾の中心から手が逸れてしまう。泡の膜を纏った彼女の手は、通常よりも性急に、そしてもどかしく熱杭を包んでいた。
「続きは温まりながらにしような」
陽翔が言うが早いか、百子の下履きをするりと取り去り、風呂場へ押し込んですぐさまドアを閉める。乾いた音が反響するかしないかのうちに、シャワーの水音が二人に降り注いだ。
「すまん、ちょっと髪にかかったな」
陽翔はシャワーを手に取り、百子の髪を背中に移動させてから、満遍なくお湯を彼女の全身に掛ける。お湯が百子の肌を玉になって滑る様子を見ていた陽翔は、即座に彼女の体を開き、奥の奥まで暴きたくなったが、シジミほどの理性を何とか引きずり出し、辛うじて耐える。そして液体石鹸を手に取り、泡立ててから彼女の胸に、脇に、脇腹に、腹に、下生えに優しく塗りたくった。胸の蕾に指が掠り、百子が声を上げたため、陽翔はそっと蕾の上の泡を少しだけ取り去る。
「泡から透けてるな。これ、裸よりもエロいんじゃね?」
揶揄うように口にした陽翔は、百子の胸を下からすくうように手を動かす。だが泡のせいで滑りが良くなったため、思うように撫でることができずに、何度か百子の蕾に触れてしまう。反響する百子の、官能を掻き立てる甘い声を愛でていた陽翔だが、彼の手が離れた僅かな隙に、百子が急に抱きついてきたために、行き場の無い両手を百子の背中に回す。彼女の2つの丸い柔らかさが、石鹸のぬめりと共にずれてしまい、陽翔の下半身がいつになく滾ってしまった。
「陽翔も洗ってあげる」
百子はいつの間にか泡立てていた両手を、陽翔の胸にそっと置いた。押し殺したような低い声が聞けて満足そうにした彼女は、そのまま脇腹を、腹筋をなぞる。時折ひくつく腹筋と熱杭がたまらなく愛おしいのだ。ゆっくりと陽翔の体を撫でながら、少しずつその手を下に降ろしていく。やんわりと下生えをまさぐった百子は、熱く脈打つ剛直をそっと握った。
「ちょっ、待て! もも、こ……!」
陽翔の制止の声は、すぐさま熱い吐息となって、断続的に浴室に響く。陽翔も負けじと彼女の胸に手を伸ばすが、百子が先端をそろりと泡越しに撫でるものだから、そちらに全神経を持って行かれそうになり、蕾の中心から手が逸れてしまう。泡の膜を纏った彼女の手は、通常よりも性急に、そしてもどかしく熱杭を包んでいた。