先生〜あたしに愛を教えてくれた人〜





「あとは養護の先生に頼むから。そこで待っとけよ?」







「先生、ありがと。」






「おう、あんまり無理すんなよ?」






「はいっ。」






ガラガラ






はあぁー。






いきなりあんな顔で笑うから……。






ドキドキ






運命って本当にあるみたいだな。






俺、惚れちまったよ。






井ノ上に………。






本当は初めてお前を見たその瞬間から、惹かれてたんだ。







「俺を本気にさせた責任……、取ってくれよな。」






そして俺は養護の先生を呼びに職員室に行った。
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