先生〜あたしに愛を教えてくれた人〜
俺にはもう、美里が居ないとダメなんだ……
美里もそう思っててくれたらいいけど。
俺はなんだか急に恥ずかしくなってきて
「アドレスと番号教えとくから、なんかあったらすぐに連絡しろよ!!」
……いきなり話飛びすぎだろ俺!!??
まあ、アドレスと番号交換できたからよかったけどな…♪
学校以外でも繋がっていられるんだから...
俺は美里が帰って行くのを見送った後、職員室にもどった。
本当はもっと一緒に居たかったけど……
そーゆう訳にもいかねえしな。
だって家に帰れば美里は1人なんだろ??
俺が涙を拭いてやりたいけど…
まだ仕事がイヤと言うほど残っていた。
「1回外に出るかっ!!」
運動場からはきれいな夕日が見えていた。
ヒラッ
俺が外用の靴を出そうとしたら中から手紙が出てきた。
"先生がずっと前から好きでした。"
.