あやまちは、一瞬のスキ。
奴は、鋭い目付きでこちらを見た。
が、直ぐに、眉間に皺を寄せ、目を丸くしている
「なん…だよ、その手に持ってるの」
《…え》
私は気付いてなかった。
右手に持ったナイフの存在を
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学生時代、
教室の隅っこにいるような
存在だった。
居てもいなくても一緒。
むしろ、いると、
けむたがられるような感じで、
グループワークの時は、
すみませんと思いながら
無理に、入れてもらっていた。
人も、人間関係も
学校も、空気も、全てが苦手だった。
ずっと帰りたかった。
でも、いき続けた。
なんでって…
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日本人に割と多い名前。
ごくごく普通だと
思ってる。
でも、ある日、
ごくごく普通の名前が
輝き出した。
そう、君が現れてから。
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12月24日
街はイルミネーションで色めき、
なんとなく気持ちが浮足立つ日。
かと思えば
もうすぐ、新しい年を迎える
今年も終わりか…って
妙に干渉に浸って、
それが案外、長引いちゃって
気付けば
新しい年を迎えてる。
なんて。
私にとって、
クリスマスイブって、
毎年そんな日。
特別な予定もなければ、
サンタさんからのお手紙すらない。
なんだかんだ
それが一番幸せだったりするのだが。
いや、むしろ
この日が一番、まともな私。
普段なんて、
理想を求めつづけ
スマホとニラメッコ。
そう。俗に言う、
“SNS依存症”
こちらは、日常、仕事、色恋、プライベート…
すべてをSNSから刺激を受け、
その沼から抜け出させない
とある人間の葛藤する日々をお送りしております。
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