あたしの好きな人は先生?!
「ごめん。今日は帰るね。」

はぁ……。俺、最低な彼氏だな。

「わかったよ。俺も頭冷やすわ。」

こくんと頷いて出て行こうとする優香。

「送るから。」

犯人捕まってねぇのに1人で帰すわけにいかない。

でも、優香は断る。

「ダメだ。夜は特に1人になるな。」

優香は笑顔になる。

俺たちは手を繋いで歩きだす。









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