あたしの好きな人は先生?!
俺たちは何も話さなかった。

いや、話せなかった。

情けないけど、今話したら何か弱音を吐きそうだった。

優香に弱い俺を見せたくなかった。

優香も何かを考えているのか話さない。

俺たちこのままで良いのかもわからない。

俺の心は夜の闇のように暗かった。











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