あたしの好きな人は先生?!
「あたし達、このままで良いのかな…。」

優香からポツリと漏れた言葉は、俺の思いと合いすぎていて、何も言えなかった。

俺じゃだめ??

何て言える自信もなければ、今の俺には抱きしめることさえできない。

優香を見ることさえできなかった。

優香が好きだ。

愛してる。

そんな言葉で表せないくらい優香を思ってる。

だから、何も言えなかった。

軽々しく言えそうになかった。

俺の頭は優香が言ってることを完全に聞いていなかった。




俺は優香の話を大事にしてなかった。

俺のことしか考えてなかったんだ。









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