あたしの好きな人は先生?!
優香の話は全く頭に入らなかった。

でも、目線は優香を見つめていた。

優香の声は全然耳に入ってこないのに、頭の中はびっくりするほどクリアだった。

優香は、中学生なのを忘れて、抱いてしまいたい衝動まで起こる。

9歳も違う優香が何故か、自分より大人に見えた。





優香が遠くに行ってしまう気がして、俺は優香を抱きしめた。











< 104 / 125 >

この作品をシェア

pagetop