あたしの好きな人は先生?!
俺の腕の中で優香が身を固くした。

知らんふりをして、ギュッと腕の力を強くする。

「響夜っ…、苦しいよ…?」

優香の声は、震えていて……。

離したくないと思った。

でも……










優香を幸せにする……??


俺のこともわからないのに…??








< 105 / 125 >

この作品をシェア

pagetop