あたしの好きな人は先生?!
あたしは、お母さんに響夜とのことを全て話した。

涙はやっぱり溢れた。

好きなのに……。

何だか違う……。

こんなあたしを好きでいてくれる響夜の思いがつらかった。

胸がつぶれそうで、ずっと息苦しかった。

別れて逃げたのに、次は違う苦しみがあって…。

逃げても逃げても苦しみは尽きることがなかった。

お母さんは背中をさすりながらあたしの話を聞いてくれた。

話し終えたあたしに優しくお母さんは言う。









< 113 / 125 >

この作品をシェア

pagetop