あたしの好きな人は先生？！

「…そっか。でもさ、おまえと戸波ってまだ会って１日だぞ？？もう諦めるのか？？」

「諦めたくないよ…。でも、どんどん先生が好きになっていくのが怖いの。叶わない恋なのに…これ以上好きになって傷つくのが怖くて怖くて仕方ないの。」

「お前なぁ…。まだダメって決まった訳じゃぁねぇだろ？？頑張ってみるのもアリなんじゃねぇか？？」

羽坂くんはニッと笑って、
「お前には、良い友達がいるだろ？？信じてくれる奴がいるだろ？？俺も力になるから。俺は、好きになった奴には笑ってて欲しいんだよ。」

「……ありがと。あたし、これからだよね？？今から頑張ることにする！！ありがと！！羽坂くん！！」

「良いよ。あとな、俺、名前呼び捨てで良いから。俺も優香って呼ぶし。」

「わかったよ！！」

「じゃー、あたし今から茉利子のところ行ってくる！！」

「おぅ。また明日な！」

「うん。ばいばいっ！！」
ん〜なんか吹っ切れちゃった☆あたし、諦めなくて、良いんだよね！！
これからいっぱい頑張れば叶わないことなんて、ないんだ！！