あたしの好きな人は先生?!
……ぬぁ?!

あたし、言っちゃったよ…。

うわー…言っちゃったよ…

「ん、そんなにアイス好きになったかぁ…」

ええええぇぇぇぇぇぇ!!
「あっ、そうなんですよ…。めっちゃおいしくて。」
「また買ってやるよ。」

もしかして、流された…??

「あたし、そろそろ帰ります。アイスありがとうございました。また話し聞いてもらって良いですか??」

「おぅ!!いつでも頼れよ!!」

「はぁいっ!!」

「そこまで送るよ。」

「ありがとうございますっ!!でも、平気ですよー。夜風に当たって帰りたいし。」

「そうか。なら気ぃつけて帰れよ。」

「はい!さよーなら☆」

でも、あたしは送ってもらうべきだったんだ。

そしたら、あんなことにはならなかったのに……。








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