あたしの好きな人は先生?!
あたしは、先生に電話をする。

「優香?どうした??」

いつもの優しい声。聞いただたけなのに涙が溢れる。

「先生?今少しだけ大丈夫??」

「大丈夫だよ。どうした??」

「なんか声が聞きたくなったの。やっぱり先生の声は安心するね。」

「そうかぁ?優香、また泣いただろ??」

「えー、泣いてないよ。」

あたしは、ウソをつく。

先生に強くなるって言ったじゃん!!!

弱音は言っちゃダメ!!

「俺にウソつくなよ。お前の声聞いただけでわかるから。」

「さっきあくびしちゃったからだよー。あとね、報告があるの!!!」

「そうか……。んー??報告??」

あたしは、決心をしてた。

「明日から学校行きまーす!!!」

「大丈夫なのか?!」

「うん☆大丈夫!!」

あたしは、精一杯の強がりをする。

「お前が大丈夫なら……明日、待ってるからな!!」

「はーいっ。」

あたし、強くなっていくの。

だから、一歩前に進むって決めた。













あたしは、偽りの強さを手に入れて喜んでたんだ。













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