あたしの好きな人は先生?!
「あっ!!羽坂くん?!なーに??どーしたの??!!」
相当な距離を走ってきたらしく息切れが凄かった;

「茉利子、食べに行くのまた今度で良い??」

「あっ…良いよ良いよ!じゃーね!!また明日!!」
「うんっ!!ばいばい!!」

茉利子が玄関から出るのを見送ったあと…

「羽坂くん!こっちこれる??ここじゃぁ…」

あたし達は後輩の目を気にして玄関ホールから中庭にでた。

「大丈夫??ベンチ座ろーよー☆」

「おぅ……。ゴメンな。部活で疲れてるのに。」

「良いよ良いよ。それでなーに??話があったから走って来たんだよね??」

「おぅ……ちょっと聞いて欲しいことがあるんだ」

すぅっと息吸って羽坂くんは話し出した。
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