あたしの好きな人は先生?!
「はぁ?!嘘でしょ?!」

あたしの大声に先生は悲しそうに俯いた。


「本当だ。先生、お見舞いに行ったらな…誰っ??って言われちゃったんだよ。」

先生の無理矢理で悲しそうな笑顔にあたしは、何も言えなかった。

あたしの目から涙が溢れてきた。

でも、優香の方がつらいんだよね……?

だから、あたしはこの涙で終わりにして、もう泣かないって心に決めた。

先生、あたしらが泣いちゃいけないんだよね??

先生もきっとつらいはず。
やっと優香と付き合えたのに……。

先生もきっと泣きたいんだね。


……先生は強いね。


「泣くなら、今泣いとけよ。明日、田山が来ても泣くなよ??普通に笑顔で接してあげような。」


「はいっ!!」


優香!!明日会おうね!!







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