あたしの好きな人は先生?!
「ごめんッ!!俺…今…ごめんッ!!!!」

必死に謝ってくれる響夜。

やっぱ間違い…??

「う…ううん。大丈夫だから。響夜、何かあった??」

「いや……。ちょっと仕事でな。」

響夜は仕事の話はしない。

主秘義務があるらしい。

「そっかぁ…。仕事頑張ってね!!」

「ありがとな!!」

響夜があたしの頭をくしゃっとなでる。

でも、なぜかあたしの心は晴れなかった。









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