僕は彼女をこよなく愛している
自宅マンションに帰り、そのままベッドに直行した二人。
愛し合い、今は実陽の腕枕で横になり頭を撫でてもらっている霞月。
「―――――るなちゃんってさ」
「ん?」
「時々、恐ろしいくらいに可愛いこと言うよね…(笑)」
「は?」
実陽の頭ナデナデに浸っていた霞月が、実陽を見上げる。
「普段、僕のこと“好き”とか言わないのに、不意に“好き”って言ったり、さっきもヤキモチ妬いちゃうとかさ」
「そんな小出しにすることじゃないし。
あんまり、好き好き言ってると重みがなくなるでしょ?」
「そうだけど…(笑)
だからかな〜?」
「え?」
「だから、僕は“るなちゃんを放せないんだ”」
「……/////」
「フフ…るなちゃん、僕も好きだよ!
るなちゃんと1秒だって離れるなんて考えられないし、るなちゃんが僕以外の人と話してるの見ると、嫉妬で苦しくなる。
例え相手が、サブちゃんやアンくん相手でも嫉妬する」
「私達、ヤバいね」
「ん?」
「お互い好きすぎて、離れられない」
「フフ…確かに(笑)」
「このままじゃダメ」
「え?」
「だから、やっぱ必要なんだよ。
私達はお互いに一人の時間を作らないと」
「え?え?なんでー?
いいじゃん!
このまま、二人の世界に―――――」
「実陽!」
「うぅ…」
霞月の鋭い声に、実陽が頬を膨らませる。
「だからね。
明日は、別々に過ごそ?」
「やだよ…
るなちゃんと一緒がいー!!」
「だから今日は沢山くっついてようよ」
「くっついて過ごす事は大賛成だよ?
でも、だからって別々に過ごすなんてやだ!」
「実陽、子どもみたい」
「子どもで結構!
まだ成人してないしぃー」
「………」
「あ…怒った?」
「………」
霞月は無言で起き上がり、ベッドの下にある服を着た。
「え?え?る、るなちゃん!?」
「シャワー浴びてくる」
「え!?
じゃあ、僕――――」
「ひ、と、り、で!!!」
そう言って、スタスタと風呂場に行ってしまったのだった。
愛し合い、今は実陽の腕枕で横になり頭を撫でてもらっている霞月。
「―――――るなちゃんってさ」
「ん?」
「時々、恐ろしいくらいに可愛いこと言うよね…(笑)」
「は?」
実陽の頭ナデナデに浸っていた霞月が、実陽を見上げる。
「普段、僕のこと“好き”とか言わないのに、不意に“好き”って言ったり、さっきもヤキモチ妬いちゃうとかさ」
「そんな小出しにすることじゃないし。
あんまり、好き好き言ってると重みがなくなるでしょ?」
「そうだけど…(笑)
だからかな〜?」
「え?」
「だから、僕は“るなちゃんを放せないんだ”」
「……/////」
「フフ…るなちゃん、僕も好きだよ!
るなちゃんと1秒だって離れるなんて考えられないし、るなちゃんが僕以外の人と話してるの見ると、嫉妬で苦しくなる。
例え相手が、サブちゃんやアンくん相手でも嫉妬する」
「私達、ヤバいね」
「ん?」
「お互い好きすぎて、離れられない」
「フフ…確かに(笑)」
「このままじゃダメ」
「え?」
「だから、やっぱ必要なんだよ。
私達はお互いに一人の時間を作らないと」
「え?え?なんでー?
いいじゃん!
このまま、二人の世界に―――――」
「実陽!」
「うぅ…」
霞月の鋭い声に、実陽が頬を膨らませる。
「だからね。
明日は、別々に過ごそ?」
「やだよ…
るなちゃんと一緒がいー!!」
「だから今日は沢山くっついてようよ」
「くっついて過ごす事は大賛成だよ?
でも、だからって別々に過ごすなんてやだ!」
「実陽、子どもみたい」
「子どもで結構!
まだ成人してないしぃー」
「………」
「あ…怒った?」
「………」
霞月は無言で起き上がり、ベッドの下にある服を着た。
「え?え?る、るなちゃん!?」
「シャワー浴びてくる」
「え!?
じゃあ、僕――――」
「ひ、と、り、で!!!」
そう言って、スタスタと風呂場に行ってしまったのだった。