モノクロ恋愛
『詩織っ!オッス。』

顔をあげるとそこには正輝がいた。

「あッ正輝くんおはよう。私、お邪魔だから行くね!」

いつも真は正輝が来ると行ってしまう。

気を使わなくてもいいのに・・・。

「おはよう。良い天気だよね。」

『あぁ。すげぇ良い気分になれる空だな♪』

私と正輝は手を繋ぎながら空を見上げた。

ホント・・・キレェだな。

曇りがなく、太陽の光でキラキラ輝いて・・・

2匹の小鳥が自由に空を飛んでいる。

あっカップルの小鳥かな??

なんて思ったり。

『あの小鳥、親友どうしなのかな?』

あっ正輝も気になったんだ。

そんな事がちょっと嬉しい私。

「私はねカップルだと思うな♪」

私はクスッと笑って言った。

『そうだね。俺達みてぇだな。』

私達・・・みたいかぁ。



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