モノクロ恋愛
「え!?」

ちょっと驚いた。

『ホントだぜ?』

嬉しい//////

「うん。」

「私もだよ」って言えなかった。

言いたかった。

でもなぜか言えなかった。

ごめんね、正輝。


『じゃぁな。』

「うん。バイバイ。」

私達はクラスが違う。

だから少し寂しいような・・・。


「詩織っ!!どぉ?ラブラブした??」

教室に入ると真がいた。

「まぁね。いつもごめんね?」

ホントに真には悪いと思っている。

いつも正輝の話をしたり正輝といると・・・少しほんの一瞬だけど切なさそうな、悲しそうな。

そんな顔をする。

何でだろう。

それでいつも「お邪魔だから」って言って先に行ってしまう。

「いいの、いいの。気にしないで♪」

そぉ言ってもらえるとホッとする。

「ありがとね。」


「そういえばッ!!」
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