ずっと…
兄貴から連絡がきたのは何日か過ぎてからだった





『パーティーって何着ていきゃあいいんだよ!』

「普通のスーツでいんじゃね?ってかさ、なんで拓也は招かれてんの(笑)?」


友達の将太がもっともな、つっこみを入れた。



『知るかよ。』


「でも、いいよなぁ。絶対うまい飯が食えるぞ」

『どーでもいー。』




そんなにうらやましいなら、
立場を代わってやりたいぐらいだ。






「拓也ぁ、少しはテンション上げてけよ(笑)」


『はいはい。』


「そんないぃ男なんだ?噂の薫クン(笑)」


『なんだよ。』


「別にぃ(笑)」



俺の気持ちを知っているからだろう、

さっきから笑いっぱなしの将太。






…かなり腹立たしい。
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