思い出は、父の拳の暖かさ ☆Kingの召還☆

いつか父が言っていた『ここに行く事になるんだろうなぁ…』

二度目の入院で、ホントに【癌患者支援チーム】に、お世話になっていました。


そんな書類を受け取って、売店を覗いたら…

栗ようかん発見(笑)

10コと言う、ビミョーな個数の上、ちゃんと包装もされてない(笑)

だけど、今日が最後だろうと思ったから、大人買いをして

8階のナースステーションへ。


相変わらず、忙しそうな中、こっそり声をかけてみる…

たくさんいる中で、一人、振り向いたのは、


あの日、おとーちゃんに

着せてあげたいモノを準備するようにと言った方。

日勤終わりの時に、

『明日も生きていたら、またお世話になります。』と私が言ったままだったナースさん。

「皆様で…と言える様な量じゃなくてすみません…」

「それから、父が、間に合わなくてすみませんでした。」

私が言うと、かえって母の事を気に掛けて頂きました。

ありがとうございます☆

今から、それを相談しに自分の病院へっ(笑) 



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