思い出は、父の拳の暖かさ ☆Kingの召還☆

ハサミを置かせて貰えない。


カバンに隠すって言ってた父は、昨日のメールで


『来る時にお菓子の袋開けに使えるカードの真ん中にかったーのはがついたものたものたね。』


と(笑)


メイン部分の文章を頑張ったので、最後がぐだぐだです。


寝たり起きたりしながら、ここまで欲しがるのは、どうしてなんだろ?



今日、メールの該当物を持って行きましたが、無意識に管を切断する恐れがあるので、使ったら持ち帰る約束でした。



父が覚醒した時に、コッソリかばんにしまうよう言われて、しまいました。



満足そうにして、また眠りについて、ナースに髭そりをしてもらってから


また眠るのを待って、かばんからそっと、抜き出して帰って来ました。


母に説明する時に『紙の菓子箱の隣』って、筆談で、漢字で書いてました。


ホントに、そこにありました(笑)


母は、それでも何の事か分からずに、父を怒らせ(笑)帰ってからも、その存在を忘れていました。


母は今日、帰ってから

『オレ(自分)…認知症かもしれない』と呟きました。


姉は眉間にシワを寄せて


『前からそうだって、言ってるでしょー!』って、キレてました(笑)


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