思い出は、父の拳の暖かさ ☆Kingの召還☆

平野先生が説明していく中で、ナースが母が耳が遠い事も話してくれた。



でも、聞こえなくていい様な話だったので、ナースにボディランゲージ(笑)


通じたナースに、花マルをあげたい気分です。



『こう言うとアレですが、来るタイミングがちょうど良かったかな?と言う気もします。』



『モルヒネを使う事になりますので、場合によっては、今日、明日と言う事もあります。』


何だかとても冷静に聞いている自分がいた。


『どういう事か?と申しますと、モルヒネには呼吸を抑制する働きも含まれているので、患者さんに因っては、使い始めて直ぐにお亡くなりになる方もいらっしゃいます。』


『そうでない方も、勿論いますし、もしかして、体力が戻る事があったらまた、その時出来る治療を考えて行きましょう。今は、緩和ケアに重点を置きたいと思います。』


大体そんな様な話だった。

そして、前回の退院で平野先生が言った『どうします?』は


居場所の選択を、父に任せたんだと、確信した。


先生〜、今日まで誤解してたかも〜(笑)


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